高槻市合唱祭終わる

4月17日(日)合唱祭が行われました。

 響は、どちらかというと力強い掛け声の入るような民謡を得意とする女声合唱団のイメージが強く、聴衆の方々もそのように思っていらしたと思います。

 

〔子守唄〕はソプラノの美しいsoliから入りコーラスもしみじみと相槌をうつように歌っていく、シーンとした静けさの中にまっすぐな美、舞台袖で出番を待っている時の一人一人のドキドキ感は、察するに余りあるほどでした。それと2曲目の〔もぐら追い〕は元気の良い掛け声の入った曲のはずでしたが、ほいほい.....の入れ方が、♪や♬や♩等の音符の前に四分休符や八分休符が一つだったり二つだったりで、本当に丸暗記するしかなかったのですが、子守唄のピッチを合わすのに大変時間がかかり本当は得意分野の曲の練習時間も削らてしまいました。

 本番舞台袖での緊張感は団員それぞれが初体験だったかもしれません。でも終わってみると、聴いてくれていた他の合唱団仲間から口々に『子守唄よかったよー。なんかしみじみとした気持ちが伝わってきたし......』とか『あんな少人数なのに〔子守〕の気持ちが伝わってきたよ......』などと、お褒めの言葉を頂戴してびっくりしてしまいました。

出番が済んだ時に、安藤先生が『きょうの本番が一番良かった!!』と、笑顔でおっしゃってくださいましたが、聴いてくださっていた方々も同様に感想を述べてくださり《案ずるより産むが易し》だなと思いました。練習に練習を重ねた結果が出たとは思いますが、果たして『良かった!』のレベルはどの位だったか?

12月の演奏会に向けての練習は多くの反省点を踏まえて、先生がおっしゃるように呼吸の仕方、発声の仕方、姿勢、表情など基本的なことをしっかり身につけて行きましょう!